阿波花日記

折りつればたぶさにけがる たてながら三代の仏に花たてまつる   光明皇后

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

つぼみ

ミツマタとコブシ。 春を待つつぼみたち。

冬苺

裏山で真っ赤に輝いてる冬苺を集めるのは、クリスマスケーキ作りの醍醐味の一つ。

南京はぜ

青い空にくっきりと南京櫨の白い実

痰切豆

この豆を食べると痰が切れると言われていたとか。 真っ赤な豆の鞘が割けて、器形になった鞘の端に種子が二つくっついている形が何とも珍妙。

南天小路

縁起物の南天と光にあふれて幸せ小路

定家葛

古い竹にからんだ定家葛の趣が、なんとも素敵で一枚。

七竃

青空に燃え立つような七竃

高野槇

この木の、この佇まいが好き。

姥桜

春になれば見事な花を咲かせる明王寺のしだれ桜。 快晴の冬空の下では蓬髪を振り乱した老女のよう。 ふと百歳を超えた小野小町を思いました。 花の色はいたずらに移り変わっても、春になれば何度でも花の盛りに立ち返る… と考えると、植物と動物の時間流れ方…

今日は所々青空がのぞく空から、にわか雨が降ったり止んだりの不思議な天気。 降りだした雨の雫を追いかけて地面に目をやると、苔の上に跳ねる白いつぶつぶ。 霰でした!